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ヒマつぶし情報

2022.11.25

【キタコレ!】伊藤桃連載vol.35 鉄分豊富?クリスマスをおしゃれに過ごせるレストラン2軒を紹介!

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だんだんと寒くなり、年の瀬が近づいてきました。2022年ももう終わり、早いものです。そして12月といえば…そう、クリスマス!

今回ご紹介するのはデートでも女子会でもファミリーでも、どんなシーンでもぴったり。鉄分豊富なのに、おしゃれなクリスマスを過ごせるレストラン2軒です。

まず、1軒目は…北への玄関口・上野駅にあります。多くの人でにぎわう上野駅ですが、実はこの駅舎は90年も昔、1932年に建てられたもの。なんども改装こそされていますが、戦前の姿をとどめた貴重な建築物でもあります。そしてここでご紹介するのは、この歴史ある上野駅舎でかつて使われていた貴賓室を利用したレストラン。

「ブラッスリー・レカン」です。中央改札をでてすぐ左手、駅構内にありました。貴賓室といえば、皇族や政府の要人の方々が列車を待つ間に利用する特別な一室。そして、このお店は高級フレンチレストラン「銀座レカン」のカジュアルライン。少しドキドキしながら入店をすると…。

中には落ち着いたエレガントな空間が広がっていました。

私が着席したのは入口近くでしたが、店内は広く奥にも空間があります。訪れたのはランチタイム。

ランチもコースで、2500円から3種類選べます。私がいただいたのは2500円のコース。

この日の前菜は真鱈のロメインレタス包みとザクロのクーリ。お、おしゃれだ…。

こちらはメインの豚肩ロースのグリエ。

前菜とメインとデザート、紅茶かコーヒーのシンプルなコースですがボリュームはたっぷりです。

そしてもちろん、ランチワインもいただけます。グラスワインも種類を選べ、お昼からワイン、いただいちゃいました。

〆のデザートは卵とミルクのシンプルなプリン。まさにとろける美味しさでした。

店内には改装時の写真も貼ってありまます。歴史ある重厚な駅の貴賓室にて、まさにお姫様気分でお食事をいただける一軒でした。

そして、お次に紹介するのは豪華列車の食堂車気分を味わえる一軒。東京メトロ東西線・木場駅近くにある「アタゴール」です。お店の目印はこの“ブルートレイン”!

かつてヨーロッパを走行していた豪華列車・オリエント急行。そのオリエント急行にて、日本人で唯一シェフを務めていた曾村譲司さんがオーナーシェフを務めるのが、この「アタゴール」なのです。四季島・ななつ星など日本でも豪華列車が走るようになりましたが、このオリエント急行は1883年に運行開始し、アガサクリスティーの小説の題材となったことでも有名な由緒正しき豪華列車。こちらはアラカルトもありますが、ランチコースは平日限定の3000円からいただくことができます。

スープ・前菜・サラダ・メイン・デザートでのコース料理でジビエ料理も扱っているのが特徴的。

本格フレンチに舌鼓を打った後は、お店の前の“プラットホーム”から車両へ。

店の前にあった車両は「夢空間」と呼ばれた高級客車の寝台車で、「北斗星」という上野と札幌をつないでいた寝台列車と連結していました。件のオリエント急行の豪華な内装に触発されて作られ、こちらの内装は高島屋さんが手掛けています。

そして、このアタゴール、デザートはなんとこちらの一室で頂くことができました。ベッドなどは撤去されていますが

当時の機器などは、そのまま。

オリエント急行にまつわる本や模型などもおいてあり、その雰囲気に浸れます。個室利用料を払えば、平日限定ではありますが、車内で食事を楽しめることも。

歴史があるからこそ、上質な時間を過ごせる“鉄分たっぷり”な2軒。クリスマスコースを含め、様々なコースがあります。

特別な日に、いかがでしょうか。

今回の探索人

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